中国輸入で月収200万円以上を
目標としたとき私なりに
抑えておくべきことについてまとめます。
先に中国輸入のメリットとデメリット、
仕入れについて簡単に解説します。
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・中国輸入のメリット・デメリット
<3つのメリット>
①利益率が高い
中国輸入の健全な利益率としては2~8割ほどになります。
2割でも他業種に比べかなり安定した数字ですので
利益率の高さが分かっていただけるかと思います。
②オリジナル商品を作りやすい
中国輸入では現地の工場に依頼しオリジナル商品を
作る事が容易です。
独自の商品を作ることで
他にもライバルと差別化をしてアピールがしやすく
なるため、Amazon以外のネットショップで
売る際にもメリットがあります。
メジャーブランドとはいきませんが
小さな市場ではブランド化しやすいです。
③情報が入手しやすい
中国輸入に関する情報はブログや書籍で
揃えることができ、情報収集をしやすい分野です。
しかしその分ライバルは多いですし、
間違った情報や役に立ちづらい情報も多くあるのも
事実ですのである程度の審美眼が必要です。
しかし失敗例も成功例も数多く残っていますので、
同じ失敗をしないよう成功への近道を
見つけましょう。
<3つのデメリット>
①品質が悪いものがある
取引先を選べば国内のクオリティと
変わらないものもありますが、全体で見ると
品質はいいとは言い切れません。
とは言いつつも2012~3年位頃に比べれば
良くなりました。
②納品まで時間がかかる
距離があるため当然ではありますが、
タオババやアリババで仕入れると納品まで
1~2週間、OEMの場合には1~3ヶ月
かかってしまいます。
③中国語ができるパートナーが必要になる
代行会社にすべて依頼する場合は必要ありませんが
コストを抑えたい場合やOEMをする場合には
中国語ができるパートナーが必須となります。
おすすめは日本語ができる中国人です。なぜならば
現地の方の方が国内のコネクションを使えますし、
中国の事情にも詳しいからです。
基本的に検品も中国国内で行うとすると、
その打ち合わせも中国サイドで行うため
そちらについても依頼しやすくなります。
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・中国輸入の仕入先
OEMの場合製作を依頼する工場を探しますが、
その工場の探し方は主に2つあります。
①中国人パートナーに探してもらう
中国現地での伝を頼り工場の候補を見つけて
もらいます。パートナーが信頼できる場合には
この方法がおすすめです。
②アリババなどで見つける
たとえばアリババを例にすると、商品を検索した
後「 经营模式」というタブがあるのでクリックして
「 生产加工」を選択し検索結果を絞り込むことで、
検索ワードに関連した商品をOEM可能な工場を
見つけることができます。
ただし 生产加工は生産工場のみの場合と加工工場
のみの場合や、または両方行っている場合もある
ため、最終的に確認が必要です。
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以上を抑えた上で、まもるべきコツは
以下の通りです。
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・実際に稼いでる人の真似をする
初心者のうちはまず、実際に稼げている人の真似を
します。
まずは自己流に頼らず、基礎を学びましょう。
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・利益と、輸入にかかるコストを計算する
仮に売上が下がった場合その原因を探るときに
利益や利益率の計算がアバウトだと困ります。
また行き辺りばったりであるのはビジネスにおいて
ご法度です。
コストを考えないまま利益が上がっている、
と思い込まないよう毎回計算を徹底しましょう。
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・ビジネスの外注化・仕組み化を図る
始めたばかりの場合は除きますが、自分ですべての
作業を行っては時間がもったいないです。
誰にでもできる作業は極力人に任せ、舵取りに専念
するようにしましょう。
儲けを優先したい気持ちは分かりますが、まずは
お金よりも時間を増やすように動いてください。
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・中国輸入OEM・ODMを活用する
OEMは生産を依頼しますが、ODMでは
商品企画から仕入先の業者に依頼します。
中国輸入の場合はOEMがメインとなりますが、
どちらを選択するにせよマーケティングから集客、
販売までの流れはほぼ同じです。
そしてどちらでも
共通して必要とされるのは
①マーケティング力
②商品開発力
③集客力
の3つの能力です。
マーケティング力はとにかく他社の成功例を自分に
取り入れられるよう学ぶしかありません。
セミナーや書籍などお金がかかっても信頼できる
情報を入手しましょう。
商品開発力は工場のレベルとほぼイコールですので、
パートナー選びや工場探しに気を付け、
いい同僚を得ましょう。
集客力についてはAmazonSEO対策での上位表示に
ついて別記事に詳しくまとめました。
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・ツールを活用する
中国輸入の場合、欧米輸入と同じような一般的な
商品リサーチ系のツールは使えません。
なぜならば中国市場にはJANコードのような
共通コードがないため、簡単に同じ商品を探す
ことができません。
商品を探したい場合には
画像検索機能を使うことになりますが、Googleの
画像検索でも十分です。
それよりも使うべきツールはAmazonである商品が
どれだけ売れているか、在庫数はいくつか、
ランキング変動はあったかなどを把握できる
分析系のものです。
最初はランキング変動に
よって在庫数を推定する無料ツールでも
構いませんが、利益が上がりはじめたら
有料ツールへ移行しましょう。
商品のセラー毎、
カラー毎、サイズ毎にデータを取ることが
できたり、SEO対策としてキーワードごとの
順位やページ検証を行えるツールもあります。
こういったリサーチはOEMの場合特に必要です。
手動では時間も手間もかかるためツールに
頼りましょう。
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それぞれにテクニックがありますし様々な流派も、
あるかと思います。
特に目標金額を高く設定する人は
資金を引っ張ってくるかという資金繰りの
重要性の比重が増え他にも中国輸入以外の
テクニックが大きく関わってくるようになります。
センスも必要とは言えますが、まずは
勉強が必要です。
材料はいくらでもあるので独学
でも十分です。
が初めは自分より少し出来る人に聞く事が近道だと思います。
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